お金がなかったから独学で始めた。でもそれで良かった話

「動画編集を始めてみたいけど、スクールに通うべきか、独学でもなんとかなるのか…」

そんなふうに悩んでいる方へ、これは私自身が“お金がない中で独学を選んだ”リアルな体験談です。

決してスマートな方法ではなかったかもしれません。

でも結果的に私は独学で副業として動画編集の仕事を受けられるようになりました。

この記事では、なぜスクールに通わなかったのか、独学でどうやって学んだのか

ぶつかった壁や良かった点、そして「もしスクールに通っていたら」と思う瞬間まで

包み隠さず書いていきます。

当時の自分と同じように、費用面で迷っている人や

一歩踏み出せない人の背中を押せたら嬉しいです。

🔰これから動画編集を始めようと思っている方はまず最初に

【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由 を読んでいただくのがおすすめです。

動画編集スクールには通わなかった私の理由

私は動画編集を副業で始めましたが、スクールには通いませんでした。

理由はシンプルで、お金が足りなかったからです。

副業を始めるためにPCをローンで購入し、Premiere Proの契約もしました。

この時点で毎月の固定費はそれなりにかかっており

さらにスクールの受講費まで追加するとなると完全に予算オーバーでした。

「お金を稼ぐために副業を始めたのに、最初から大きな出費をするのは本末転倒だ」と思い

まずは独学でやれるところまでやってみようと決意しました。

不安もありましたが、やってみないことには分からないと思えたのです。


私が独学で学んだ方法と考え方

独学のメイン教材はYouTubeです。

検索すれば「Premiere Pro 使い方」「動画編集 初心者」といった

チュートリアル動画が数多く見つかります。

その中から自分に合いそうなチャンネルをいくつか選び

最初はとにかく真似するところからスタートしました。

もう一つの大きな学びの場が、実際にいただいた案件でのフィードバックです。

  • もう少しテンポ良くカットしてください
  • 繋ぎが目立たないようにしてください
  • テロップ装飾のバリエーションを増やしてください
  • SEの音が大きいです

といったクライアント様からいただく具体的なフィードバックが実践的な教材になりました。

書籍にも手を出そうと思ったことはありましたが

何を勉強すれば良いか分からない状態で

「Premiere Pro完全マニュアル」といったような教材を読むと

何が必要なスキルで、何が不要なスキルか判断できず

勉強に多くの時間を費やしてしまいます。

YouTube動画用の編集に必要なスキルは基本操作だけでほとんどカバーできます。

必要な知識を実務をこなしながら学んでいく方が効率的だと感じました。


独学で苦労したこと・良かったこと

一番苦労したのは、「今自分がやっていることが正解なのか分からない」という不安です。

初めての案件で初稿を提出する時は毎回緊張していました。

もちろん最初は多くの修正を求められますが、それがスキルアップに繋がる実感もありました。

独学で良かったことは、やはり初期費用が抑えられた点です。

スクールに通えば数万円〜数十万円かかるところ

独学ならPremiere Proの月額料金(2,728円)とPC代だけで始められます。


スクールに通っていたら良かったかも、と思った瞬間

「スクールに通っていればよかったかも」と思う瞬間もありました。

特に卒業後に案件を紹介してくれるスクールや

受講生同士のコミュニティがあるといった情報を聞くと

スタートダッシュを決めたい人には非常に有利だと感じます。

私は最初の案件を獲得するのに苦労しました。

その過程をショートカットできるのは、スクールの大きなメリットです。


スクールが向いている人・独学が向いている人の違い

スクールが向いている人は

「自分で何をすればいいのか分からない」

「自主的に学習のペースを保てない」

という方だと思います。

このようなタイプの方はスクールに通った方が結果が出やすいでしょう。

一方で自分から積極的に情報を調べて行動できる人なら独学でも十分に通用します。

ただし独学には「間違った知識を覚えてしまう」というリスクがあります。

間違いに気づかずに案件をこなしてしまうと

後々修正するのに余計な手間と時間がかかってしまいます。

そのため、常に「これは正しい方法か?」と疑いながら学ぶ姿勢が重要です。


Premiere Proは高いけど、結局は「必要経費」

動画編集を副業にするなら、私はPremiere Proの導入は必須だと思っています。

なぜなら業界でのシェアが高く、クライアントとのやりとりが非常にスムーズだからです。

納品時のファイル形式のトラブルや

プロジェクトファイルの共有トラブルが起きにくいというのは大きなメリットです。

月額2,728円(税込)のコストはかかりますが「編集案件で月1本でも取って回収するぞ」と思えば

むしろやる気の源になると感じています。


独学とスクール、それぞれの費用感

費用面で比較すると、独学とスクールには大きな差があります。

独学でかかる費用は私の場合

PC代(20万円程度)と

Premiere Proの月額利用料(2,728円)のみ。

YouTubeを活用すれば教材費はほぼゼロです。

一方で、オンラインスクールでは3万円〜10万円前後が相場で

専門スクールでは30万〜50万円以上になるケースもあり大きな投資となります。

私は「できるだけ費用を抑えたい」という考えだったので独学を選びました。


これから始める人へ伝えたいこと

副業で動画編集を始めようと考えると

  • 副業をやるかどうか
  • 編集ソフトを買うかどうか
  • スクールに通うかどうか
  • 仕事を請けるかどうか

などの沢山の選択肢が出てきます。

でも最終的にその選択をするのは自分自身です。

副業とはいえ、実際には個人で仕事を受けるフリーランスのようなもの。

自分で判断し、行動し、学び続ける力が必要です。

スクールに通えば確かに楽かもしれません。でも、独学でもやれば何とかなります。

重要なのは「納得できる選択」をして、それに責任を持って進めること。

それが、動画編集で稼ぐ第一歩だと私は思います。

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