副業を始めたての頃、SNSって「頑張って発信しても誰も見てくれないんじゃ…」と思っていました。
そんな中でも地道に発信を続けていたら、少しずつフォロワーが増えて
同じように副業を頑張っている方から声をかけてもらえるようになってきました。
ただ、比例して増えてくるのが“勧誘DM”です。
基本的にはスルーしていますが、ある時、ちょっと心が動いたメッセージがあって──
今回はその時の体験について共有します。
なぜ普段は勧誘DMに反応しないのか
私は勧誘DMをもらっても、基本的に「電話すらしません」というスタンスです。
その理由はシンプルで、相手から“敬意”を感じないことが多いからです。
定型文をそのままコピペしたような内容、私のプロフィールも読んでいないような雑なアプローチ。
そんなやりとりに時間を使うのは、どうしても抵抗があるんですよね。
敬意を感じたからこそ、電話をしてみた
そんな私でも、ある時は「ちょっと話してみようかな」と思った方がいました。
メッセージの内容が丁寧で、こちらの投稿内容にも触れてくれていて
「この人、ちゃんと見てくれてるな」と感じられたんです。
最初の電話は軽い雑談で、「お互い頑張ってますね」みたいな話をして終わりました。
そのときはまだ、“ビジネスの勧誘”という感じはなかったんです。
巧妙な進め方に、ちょっとドキッとした話
問題は2回目の電話でした。
1回目の会話で安心感を与えてから、本題に入ってくる──
いわゆる「foot in the door(段階的承諾)」の手法ですね。
ZOOMでの面談を提案されて、実際にお話を聞くことになりました。
話の進め方もすごくロジカルで
あらかじめこちらが疑問に思いそうな部分を先回りして説明してくれる。
まるで伏線を張るように、逃げ道を少しずつ塞がれていく感覚がありました。
特に印象に残っているのが、「チャンスを掴めるように行動する」という言葉。
いざ勧誘というフェーズに入った時に、断る=チャンスを逃すという意識を刷り込まれるので
焦ってしまう人も多いだろうなと、少し怖くもなりました。
丁重にお断り。でも得るものもあった
最終的には、「今回は見送ります」と丁重にお断りしました。
相手に悪意は感じませんでしたし、話の内容もすべてが怪しいわけではなかったです。
ただ、「あ、このまま流されたらダメだな」と感じる場面もあって
自分の意思をしっかり持たなければと思ったんです。
断ることに罪悪感を感じる必要はないし
自分を守るという意味でも大事な判断だったと思っています。
SNSを通じて、学べることもある
この出来事を通じて、「SNSの出会いも悪くないな」と思えたのも事実です。
もちろん警戒は必要ですが、相手をよく見て判断する目を持つこと。
そのうえで自分と向き合う時間として活用すれば、SNSってすごく良い場所だと思います。
副業仲間との出会いも学びのきっかけも、全部“繋がり”から始まるんですよね。
これから副業を始める方や、伸び悩んでいる方へ
この体験を通して伝えたいのは「焦らなくても大丈夫」ということ。
自分のペースで進んでいれば、ちゃんと見てくれている人はいます。
そして、無理に繋がろうとしなくても、本当に必要な出会いは自然とやってきます。
迷ったときは、自分が相手に“敬意”を感じられるかどうかを、ひとつの判断基準にしてみてください。
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