動画編集の中でも、カット編集とテロップ作成は作業時間がかかる重要な工程です。
今回は、初心者〜上級者別に「素材15分の動画を編集する場合のリアルな時間目安」と
私が自動文字起こしを使わずに手動で文字起こしをしている理由を詳しく解説します。
🔰これから動画編集を始めようと思っている方はまず最初に
【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由 を読んでいただくのがおすすめです。
カット編集とテロップ作成にかかる時間の目安
編集レベル | カット編集時間(15分素材) | テロップ作成時間(文字起こし〜タイミング調整まで) | 備考 |
---|---|---|---|
初心者 | 約2〜3時間 | 約4〜6時間 | 慣れていないうえ、聞き取りや文節調整に時間がかかる。装飾は後回しが多い。 |
中級者 | 約1〜1.5時間 | 約2〜3時間 | 精度を保ちつつ、作業にある程度慣れている。波形や無音の扱いもスムーズ。 |
上級者 | 約30分〜1時間 | 約1〜1.5時間 | 時間短縮の工夫がされていて、聞き取りや文節もスピーディ。 |
私自身は現在、初心者〜中級者の間くらいで
15分素材のカットに約1時間、テロップ文字起こしとタイミング調整は約5時間かかっています。
装飾やカラー変更のタイミングについて
文字起こしと同時に装飾やカラーを設定していく場合もありますが
私は装飾やカラー変更は文字起こしやタイミング調整が完了してから別パートで作業しています。
この方法により文字起こしに集中でき、作業の切り分けで効率的に進められると感じています。
自動文字起こしが主流?でも自動起こし不可の案件も多い理由
最近はAI技術の発達により自動文字起こしの精度も向上していますが
編集案件の募集を見ると「自動文字起こし不可」と記載されているものもよく見かけます。
これは主に以下の理由からです。
- 誤認識のリスク
方言や専門用語、言い淀みを正確に認識できない場合があるため、
クライアント側で精度の低いテロップを避けたい。 - 編集品質の差
自動文字起こしをそのまま使うと文節区切りや改行がおかしくなりやすく、
テロップの読みやすさが大幅に下がることがある。 - 修正コストの増加
誤認識部分の修正にかかる時間がかえって手動より増えることもあるため、
最初から手動起こしを前提にした案件がある。
まとめ
カット編集とテロップ作成は動画編集の中でも時間がかかる作業で
15分素材の場合にはレベルにもよりますが1.5〜6時間程度が目安になります。
装飾やカラー変更は文字起こしやタイミング調整と別パートで行う方法も効率的で
自動文字起こしは便利ですが
まだまだ体感的に精度や編集品質を重視して使わない案件も多い気がします。
なので私は手動で丁寧に文字起こしを行い
動画の内容把握と自然なテロップ作成にこだわっています。
編集時間の感覚を掴みながら、自分のレベルに合った作業効率化を目指していきましょう。
コメント