副業で動画編集を始めて毎月1万円を安定して稼げるようになるまでには
想像以上に多くの工夫と試行錯誤がありました。
単価1,000円からスタートし
どうやって少しずつ単価を上げ
継続案件を獲得していったのか?
今回は、当時の取り組みや考え方を振り返りながら、リアルな体験談をお届けします。
この記事は、動画編集を始めたばかりの方向けに書いた【全6回の連続記事】の一部です。
最初から順番に読みたい方は、まずこちらからどうぞ
→【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由
初案件は1,000円。副業スタートの第一歩
私が最初に受けた案件は、インタビュー動画の編集で報酬は1本あたり1,000円でした。
当時は実績もスキルもゼロ。
とにかく「まずは経験を積むことが最優先」と割り切って
何十件も応募を重ねた末にようやく獲得できたお仕事でした。
その後、編集スキルを磨きながら少しずつ単価も上がり
1,500円→3,000円と徐々にステップアップ。
正直なところ、最初は「時給換算すると完全に赤字…」と思うこともありましたが
「経験=投資」と割り切ることで、なんとかモチベーションを保ちました。
継続案件が収入の軸に|ショート動画で月1万円到達
副業を始めて数ヶ月後、転機が訪れます。
最初のクライアント様から
Instagram用リール動画を毎日投稿する継続案件を提案いただいたのです。
このときの編集量は
- リール動画(月30本/1日1本)
- 横型の長尺動画(月8本/1本20分前後)
かなりタイトなスケジュールでしたが、その分、収入は安定。
毎月1万円を安定して稼げるようになり「副業が“形”になってきた」と実感できた瞬間でした。
“仕組み化”で編集スピードをアップ
毎日投稿を効率的にこなすためには、編集作業のテンプレート化が欠かせませんでした。
たとえば
- 冒頭のテロップアニメーションは固定化
- フォントや配色はブランドに合わせて統一
- 素材は複数まとめて提供してもらうよう依頼
- スプレッドシートで進捗を可視化・共有
こうした工夫を積み重ねることで、タスクの抜け漏れも防げるようになり
1日1本の投稿にも対応できるようになりました。
「1人でやらせてください」と伝えた理由
編集本数が増えてきた頃、クライアント様から
「他の編集者さんも入れましょうか?」と
ご提案をいただいたこともありました。
ただ私は自分が責任を持って最後までやり切りたいと感じていたため
「挑戦として、ひとりでやらせてください」とお願いしました。
納期がギリギリになることはありましたが、遅れることは無く
やり切った時の達成感とスキルの向上は、自分の中でも大きな自信につながりました。
初めて月1万円を超えた日のこと
副業開始から4ヶ月ほどで、ようやく月1万円の収入が達成できました。
そのときの嬉しさは今でも忘れられません。
ご褒美として、自分への労いも込めて焼肉に行きました(笑)
「本業以外で自由に使えるお金がある」という安心感と
「自分の力で稼げた」という達成感。
この経験が、さらに副業を継続するモチベーションになりました。
クライアントとの信頼関係が“報酬以上の価値”に
継続案件の魅力は、収入の安定だけではありません。
何よりもクライアント様との信頼関係を築けたことが、私にとって最も大きな成果でした。
- フィードバックはすべて真摯に受け止める
- 同じミスは絶対に繰り返さない
- 分からないことは必ず確認し、自己判断しない
こうした基本的なことを丁寧に積み重ねることで
「またお願いしたい」と言っていただけるようになりました。
小さな目標を着実に超えていく
私が意識していたのは、「小さな目標を一つずつクリアすること」。
- 月1万円を目指す
- 達成したら、次は3万円
- さらに5万円へ…
こうした段階的な目標設定は、プレッシャーが少なく
着実に前進できる感覚を得られるのでおすすめです。
次回予告|動画編集で学んだ“失敗”と“その乗り越え方”
次回は、動画編集の副業で実際に経験した失敗談と、そのときにどう対処したかをお伝えします。
- 素材管理のミス
- 納期トラブルの回避術
- クライアント対応で心がけていること
初心者の方が同じ失敗をしないよう、具体的にシェアしていきます。
次の記事はこちら
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