最近SNSを通じて知り合った相手とのやりとりの中で
「これは勧誘と違うかも?」と思いかけた瞬間がありました。
勧誘の匂いを感じずに自然なやりとりが始まり
相手の印象もよかったので話をしても良いかなと思っていのですが
最終的に「あれ?これって…」と疑念がわいた出来事が起きました。
今回は、一見勧誘に見えなかったやりとりの裏に
「静かに仕組まれた“罠”」があったかもしれないそんな経験を共有します。
SNSを使って活動している人、特に副業初心者の方にはぜひ読んでおいてほしい内容です。
これから動画編集を始めようと思っている方は、まず最初に
【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由を読んでいただくのがおすすめです。
SNSで自然に知り合った、あるアカウントとのやりとり
今回の相手と出会ったのはX(旧Twitter)でした。
よくあるようなテンプレの勧誘DMではなく、軽い自己紹介から始まり
他愛もないやりとりの中で「情報交換しませんか?」というお誘いが。
上から目線でもなく、押し付けでもなく、むしろ丁寧で穏やかな印象。
少しずつ打ち解けたやり取りの中で「電話で話してみませんか?」という流れになり
自然と通話の約束をすることになりました。
1回目の通話は、まるで普通の雑談だった
初回の電話では、仕事の話や価値観、将来の展望、出身地の話など
本当に「普通の会話」が1時間ほど続きました。
特に勧誘らしい話はなく、むしろ感じが良かったです。
話が終わる頃には、また話しましょうという流れになり、次回のアポを約束。
電話のあともお互いにお礼のメッセージを送り合い
「次回もよろしくお願いいたします」と伝えやりとりを終えました。
2回目のアポ、突然の“音信不通”
ところが、次の電話の約束当日。
朝に「本日もよろしくお願いいたします」とメッセージを送ったものの、返信がなく…。
時間になっても連絡が来ず、追加のメッセージにも反応なし。
「何かトラブルでもあったのかな?」と心配の方が強かったですが
1時間ほど待っても返信はなし。
次の予定があったため、先方の状況を全く掴めないまま
私から「また改めてお話しできれば」とメッセージを送ったものの
それに対しても返事はありませんでした。
SNS上では“普通に活動”していた相手
何か気に触ることをしてしまったかな…
こんな感じで不安やモヤモヤした気持ちを引きずったままXを開いてみたところ
お相手の方が他の人の投稿にリプライをしているのが流れてきました。
「あれ、こっちはメッセージ無視されてるのに…?」
その瞬間、少しずつ心配よりも疑念が大きくなってきました。
実は初回の電話をしていた時にも
私と通話をしていた時間帯に相手のアカウントでポストやリプライがされていたことに
電話終了後に気になっていたんです。
「器用な人だな〜」とそのときは軽く流していたのですが
今になって思えば、あの時点から何か違和感はあったのかもしれません。
foot in the door戦略? 信用させてからの勧誘
この体験を通して思ったのは
「foot in the door(段階的承諾)」のような手法を使って
信頼を得た後に本題=勧誘へ繋げる流れだった可能性があるということ。
もちろん、確証はありません。
たまたま連絡ができない状況だっただけかもしれない。
でも、複数の状況証拠から、勧誘目的だったのでは?という疑いが拭えません。
私はXでのポストやこの記事のように、勧誘目的のDMに対して明確なスタンスを示しているので
今回2回目のアポをすっぽかされて連絡を断たれたのは
foot in the doorを使われても崩されない信念が私にあったからだと思います。
信頼を築くには時間がかかる、でも壊れるのは一瞬
今回の件を通じて私が思ったのは、
- 「親しき中にも礼儀あり」
- 「信頼は積み上げるものであり、一瞬で壊れる」
ということ。
私は今でも、相手からちゃんと説明があれば話し合いたいと思っています。
どんな人でも礼儀あるやりとりができるなら関係を築くことは可能だと思っています。
ただし、今後同じようなケースに遭遇したときは
少しの警戒心を忘れないことが大事だとも強く感じました。
まとめ
一見ごく自然なやり取りから始まった関係が
ふとした瞬間に「これは勧誘だったのかも?」と疑念に変わる——。
今回の体験を通じて、私自身もいろいろなことを考えさせられました。
SNSで誰かと関わる時、あなたは「相手をどのくらい信頼していますか?」
私の場合は、最初の段階で9割興味1割警戒のスタンスです。
相手の感じがよくても、距離を詰めてくるのが自然でも
ほんの少しの警戒心は持っていてもいいのかもしれません。
すべての出会いを疑ってかかる必要はありません。
でも、「この人は本当に信頼できるのか?」と立ち止まって考えるタイミングを
自分の中に持っておくことが、後悔しないための小さな自衛になります。
信頼は時間をかけて築くもの。
けれど、壊れるのはほんの一瞬です。
あなたは、SNS上のその“信頼”本当に大丈夫ですか?
後日談(2025/8/10 追記)
静かな終わりだと思っていた
記事を書いてから、2週間。
結局アポをすっぽかされたあの日から一度も
あの人からは連絡はありませんでした。
私が最後に送ったメッセージは読まれているのかいないのか
それも分からないまま。
それでも、SNSのタイムラインには相変わらず相手の投稿が流れてきます。
その度に、心の奥に沈んだモヤが小さく波打ちました。
「もう連絡を待つ必要もないし、こちらから連絡を取ることもないだろう…」
そう思って、私はフォローを切りました。
画面の中から、その人の存在が消えた瞬間、ようやく息をつけた気がしたのです。
2025年8月10日、再び——
静かだったはずのスマホが震えました。
見覚えのある名前が、通知欄に浮かび上がる。
——フォローされました。
——リプライが届きました。
…なんで今更?DMじゃなくてリプライ?
内容を確認するとそこには
私の日常的な何気ない投稿に対するあまりにも普通のリプライ。
まるで、アポをすっぽかし、連絡を絶ち、フォローを外した過去なんて存在しなかったかのように。
その瞬間、私の背中を冷たいものが這いました。
浮かび上がるもうひとつの可能性
なぜ今、このタイミングで戻ってきたのか。
考えたくなかった仮説が、頭の中に形を成します。
——このアカウント、ひとりで動かしてないのかもしれない。
初めての通話中に、別の誰かがポストや返信をしていた。
連絡を絶った冷たい態度から、今回の何事も無かったかのようなリプライ。
同じ人間の感情変化だとすれば、不自然すぎる。
もし本当に複数人で動かしているとしたら——
私が話していたのは、一体“誰”だったのか。
言葉と行動のねじれ
相手のポストには、こう書かれていました。
「信用してくれた相手を裏切ることは絶対にしてはいけない」
「人間関係は何事にも変え難い財産」
その言葉を見た瞬間、心の奥で“何か”が崩れる音がしました。
あの行動を取った人間が、そんなことを言う。
言葉の温度と行動の冷たさが、背筋をひやりと撫でていきます。
まだ終わっていない気配
結局あのフォローにも、リプにも、私は反応しませんでした。
だけど、スマホが震えるたびに、あの通知が頭をよぎる。
また、いつか。
何事もなかったかのように。
——あの名前が現れる気がして。
これは、今も静かに進行している、私の本当にあった怖い話です。
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