動画編集の基本中の基本!テロップで差がつく5つのコツ

動画編集に欠かせないテロップ。

私は副業で動画編集を始めた頃から

文節の区切り方や表示のタイミングに自然と意識を向けながら編集を続けてきました。

この記事では、実際の案件で培ったテロップ編集のリアルなコツを

具体的かつ実践的にご紹介します。

🔰これから動画編集を始めようと思っている方はまず最初に

【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由 を読んでいただくのがおすすめです。


文節の区切り方とテロップの表示タイミング

個人的には、テロップの文節の区切りや表示タイミングは

動画編集の基本として自然に身につけていくものだと思っています。

もちろん最初から完璧だったわけではありませんが

どんなに良い内容でもテロップが不自然だと見づらさを感じてしまうので、常に意識しています。

文節の切り替えや改行は話の流れを壊さないように

視聴者が自然に読み進められるよう意味のまとまりを考えながら

不自然にならない範囲でテロップを区切るように気を付け

表示のタイミングは話し手が発した瞬間に合わせて、1フレーム単位で調整しています。

Premiere Proの波形を見ながら、耳でしっかり聞いてタイミングを詰めていく。

難しいテクニックというよりは、地道な積み重ねが大事だと感じています。


色やフォントの選び方

視聴者の方は細かい色やフォントまで意識していないかもしれませんが

編集者としては動画の雰囲気ブランディングに合った色やフォントを選んでいます。

クライアント様からフォントやカラーについては指定やテンプレートがあることが多いですが

無い場合はクライアント様のロゴカラーや

イメージカラーなどをテロップに反映させると動画に統一感が生まれます。

また、インタビュー動画のように複数の話し手がいる場合は

話し手ごとにテロップの色を変えて区別しやすくする工夫もしています。

これにより視聴者は「誰が話しているか」を瞬時に理解でき、見やすさが格段に向上します。

フォントに関しては、可読性が最優先です。

装飾的すぎるものや小さすぎるフォントは避けて

スクリーンサイズや視聴デバイスに応じた大きさや太さを選ぶようにしています。

特にスマホ視聴が多い昨今は、小さな画面でも読みやすいフォント選びが重要です。

特に指定が多かったり使用頻度の高いオススメのフォントは

ヒラギノ角ゴシックというMacに標準で搭載されているフォントです

このフォントをデフォルトで使えるということも

私が副業で動画編集を始める際にMacBookを選択した理由のひとつでした。

実際にどんな基準でPCを選んだのかについては、以下の記事で詳しく紹介しています。


アニメーションの使いどころと工夫

テロップのアニメーションは、動画のテンポや内容に合わせて

「スパイス」として適度に使うのが効果的です。

全てのテロップに動きをつけると逆に目が疲れてしまうので

強調したいポイントや視聴者の目線を誘導したい箇所に絞って入れています。

具体的には

  • テロップの拡大縮小(スケール)
  • 位置の移動
  • イーズイン・イーズアウト(動きの緩急)

を使い、自然で違和感のない動きを意識しています。

例えば、「重要なキーワードを強調したい時」

「シーンの切り替わりでアクセントをつけたい時」などで

光るようなエフェクトと同時にシャキーンというようなSEを合わせています。

音声とSEを連動させて効果的に使うことで、動画の印象がグッと良くなるのを感じています。

アニメーション設定は最初は難しく感じるかもしれませんが

慣れてくると自分の感覚でリズム良く入れられるようになりますし

テンプレートを使って効率化も可能です。

現在、私自身が実際に使っているテロップテンプレートの中から

編集効率をグッと上げてくれるものを厳選して紹介する記事を準備中です。

→ オススメテンプレートの紹介記事はこちら(※現在準備中)

※テンプレートの販売も検討中なので、気になる方はぜひブックマークしておいてください!


編集中のチェックと注意点

テロップの誤字脱字は動画の信用を損なう大きなミスになるので、特に注意しています。

  • 編集作業中の見返してチェック
  • 納品前の通しチェック

これらはテロップの表示タイミングの微妙なズレと合わせて意識しています。

話し手の声とテロップがずれていると視聴者は違和感を覚え

場合によってはストレスを感じて離脱の原因になってしまうそうです。

なので、1フレーム単位でタイミングを調整し

発言と同時にテロップが表示されるように心がけています。

もしタイミング調整が甘いと「なんか違和感あるな…」と感じる人が多いので

ここは地味ですがとても重要なポイントです。


テロップの重要性と視聴者目線

テロップがある動画は、音声を消していても内容が理解できるので

視聴環境が限られる視聴者にとって大きなメリットです。

実際にSNSやYouTubeを電車内など音を出せない状況で視聴する方が増えているそうなので

案件内容の体感的にもフルテロップの需要は年々高まっている印象です。

加えて、テロップは視聴者の集中を助ける効果もあります。

字幕があることで目からの情報が増え、脳が内容をより理解しやすくなるため

視聴維持率の向上にもつながることが多いです。

フルテロップの動画制作は手間がかかりますが

視聴者目線で考えると非常に価値のある仕事だと感じています。


まとめ

テロップは動画の分かりやすさや見やすさを左右する大切な要素です。

  • 文節の切り方
  • 表示タイミングの細かい調整
  • カラーやフォントの選択
  • アニメーションの効果的な使い方

これらを細部にこだわることで

視聴者にストレスを感じさせない自然な動画に仕上げることができます。

編集の現場では地道な積み重ねが求められますが、その分仕上がった時の達成感は大きいです。

これから動画編集を始める方にも

ぜひ一つ一つのポイントを大切にしながら編集スキルを磨いていってほしいと思います。

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