「えっ、1本4万円?」突然届いた長尺編集依頼に驚いた話

「えっ、これ1本4万もするの!?」
クラウドソーシングを通じて届いた編集依頼を見て、正直びっくりしました。

普段目にするのは高くて1本2万〜3万の案件が多かったので
見慣れない単価に一瞬テンションが上がったんです。


🔰これから動画編集を始めようと思っている方は、まず最初に
【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由 を読んでいただくのがおすすめです。

案件の中身を見てみたら…?

「これはチャンスかも」なんて思ったのも束の間、内容を確認して納得しました。

編集内容はというと

  • ビジネス系の60分尺
  • カット編集
  • フルテロップ
  • BGM・SEの挿入
  • 他必要素材の選定

さらに納期は5日間。

受けたタイミングが月曜だった場合副業で編集をしている私にとっては
平日の本業が終わってからの数時間×5日で仕上げなければならないので
そもそもの納期的な問題がありました。

でも1本で4万円は大きい…

私は先方に5日の納期では正直厳しいことも伝えたうえで
編集内容の詳細を伺いました。

高単価には理由があった

届いた返信を見て高単価な理由に納得がいきました。

先方から共有されるデータは音声のみ

そのデータをカット・フルテロップ編集したうえで
必要素材の選定というのが動画部分に当たる全ての素材だったのです。

つまり、音声に合わせてすべて自分で素材を選び
動画を1から構成していく必要がある案件でした。

これは…さすがにリソース的にきつい

本業が終わってから夜に編集している身としては
60分尺でフル作業を5日で納品というのはかなりハード。

それに加えて素材の選定もとなると現実的に厳しい内容でした。

過去に「45分のカット+フルテロップを3日で納品(報酬4,000円)」という
激務を経験したこともあったのですが、その時は文字通り寝る時間を削って対応しました。

だから今回も「頑張ればできるかも」という気持ちはあったものの
冷静に自分のリソースを考えて、正直に「厳しい」とお伝えしてお断りしました。

断ってよかった?後悔はゼロ

結論から言えば、断って正解だったと思っています。
むしろ、あのまま受けていたらきっと心も体も削れていたはず。

仕事を断るのは勇気がいりますが、「無理してこなすこと=プロ」ではないですよね。
プロとして引き受けるからには、納得した条件で
ちゃんとクオリティを保てる状態でやるべきだと思っています。

じゃあ、どんな条件なら受けてた?

今回の内容でも、もし以下の条件だったら受けていたかもしれません。

  • 納期が7日間以上(週末を挟める)
  • 図解や素材があらかじめ用意されている

これだけでも作業効率は格段に変わりますし、クオリティにも反映できます。
やっぱり「納期」と「素材」は案件を受けるうえでの重要ポイントですね。

仕事を受ける前の「ヒアリング」が本当に大事

今回の体験から改めて感じたのは、内容を確認せずに受けるのはリスクが大きいということです。

一見おいしそうな高単価の案件でも、実際の工数を把握していなければ、結果的に「割に合わなかった…」ということになりかねません。

だからこそ、提案をもらったときは…

  • リソース的に厳しいと感じたら、まずはそう伝える
  • 必ず内容の詳細や参考動画を確認させてもらう

これを徹底することで、無理なく副業を続けていけるようになります。


まとめ|自分のリソースと向き合って判断する大切さ

副業として動画編集をしていると
「できるかどうか」よりも「やるべきかどうか」の判断がとても重要だと感じます。

案件を断るのは気が引けるかもしれませんが
それによって本業や生活に支障が出ては本末転倒です。

だから私はこれからも、自分のスキルやリソースとしっかり向き合いながら
仕事を選んでいきたいと思っています。

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