この記事は、動画編集を始めたばかりの方向けに書いた【全6回の連続記事】の一部です。
最初から順番に読みたい方はまず最初に
【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由 を読んでいただくのがおすすめです。
案件ゼロからのスタート|応募の日々と時間の使い方
動画編集の学習を始めた当初は、当然ながら実績もゼロ。
私は思い切ってM2 MacBook Airを購入し、Premiere Proの契約も完了。
「やるしかない」と腹をくくって
平日の夜や休日を使ってクラウドソーシングサイトから案件へ応募し続けました。
「初心者OK」と書かれた案件に、1日10件以上応募しても返信すらないことも多く
何度もくじけそうになりましたが、それでも諦めませんでした。
応募文では「報告・連絡・相談をしっかり行います」と誠実さを意識して伝え、
未経験でも信頼してもらえるように、自分なりに工夫を重ねていました。
未経験の不安|「クオリティ、大丈夫?」という葛藤
応募を重ねる中でずっと頭から離れなかったのが
「お金をいただく価値のある動画を、自分に作れるのか?」という不安です。
知識も経験も足りない。そんな自分が
本当にクライアント様の期待に応えられるのか…。
でも、機材にもソフトにも投資してしまった今、もう引き返す選択肢はありませんでした。
だからこそ不安をごまかさずに自分の現状と向き合いながら
応募と学習の量を少しずつ増やしていったのです。
初めての案件で得た「小さな報酬、大きな自信」
ようやく受注できた初案件の報酬は、わずか1,000円。
5分ほどのインタビュー動画にテロップとカット編集を加えるシンプルな内容でした。
でも、当時の私には全てが初めての体験。
無音部分のカットに数時間
音声を聞き取りながらのテロップ入れに数時間
時給にすると100円ちょっと。
それでも、「努力が初めてお金になった」という経験は、数字以上の価値がありました。
正直「割に合わない」と言われたこともあります。
でも私は「これは下積み。ここから成長していけばいい」と前向きに受け止められました。
クライアントの言葉が、次のステップへの後押しに
納品後「実績もない自分に依頼してくださり、本当にありがとうございました」と
感謝を込めてメッセージを送りました。
その返信には、こう書かれていました。
「十分な実力をお持ちだと思います。ご活躍を応援しています。またよろしくお願いします」
多分社交辞令だ。
最初はそう思っていました。
でもその1週間後、同じクライアント様から追加のご依頼がいただけたんです。
「信頼してもらえた」そう実感できた瞬間が
私にとって動画編集を続けていく上での大きな原動力になりました。
その出会いが、今も続くご縁に
あの初案件から1年以上が経った今でも
そのクライアント様とは継続的にお仕事をご一緒させていただいています。
最初の出会いがあったからこそ
自分の中に「責任感」や「信頼を積み重ねていく意識」が芽生えました。
これからも、当時の初心を忘れずに
一つひとつの案件に丁寧に向き合っていきたいと思っています。
まとめ|副業の第一歩は「実績より誠実さ」
動画編集で副業を始めるにあたって、実績がないことは大きな不安になります。
でも誠実な姿勢と小さな努力の積み重ねが、必ず誰かの信頼につながります。
今回の経験を通じて私は「行動し続けることの大切さ」を実感しました。
あなたが最初の一歩を踏み出せば、きっと未来は少しずつでも変わっていきます。
次回予告:編集環境と学習方法について
私が実際に使っているパソコン・編集ソフト・学習方法について詳しくご紹介します。
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