参考動画の「意図」を読み違えた話|クライアントの信頼を守るために気をつけたいこと

動画編集を始めて1年、少しずつ経験を積んでいる中で

つい最近「これは反省しないと」と思った出来事がありました。

それは、クライアントさんの意向をうまく汲み取れなかったことで

最終的に「あとはこちらで対応します」と言われてしまったことです。

🔰これから動画編集を始めようと思っている方は、まず最初に
【未経験→副業】30代会社員が動画編集を始めたきっかけと理由 を読んでいただくのがおすすめです。


「冒頭を参考動画と同じ感じで」と言われて…

ジャンルはエンタメ系。

初稿の提出後にクライアントさんから

「この参考動画の冒頭と同じ感じでお願いします」と追加の指示がありました。

私はその動画の冒頭だけを確認し、テロップに装飾がついていて、SEも入っていたことから

「冒頭のフックを強めるための演出なんだな」と判断。

元々作っていた冒頭のクリップのテキストスタイルを変更して

自分なりにその“感じ”を出したつもりでした。


「あとはこちらで対応します」の言葉

納品後にクライアント様から「あとはこちらで修正しておきます」と言われ

その時私は、技術的に期待に応えられなかったのかもしれないと感じすごく落ち込み

プロマネの提出をするのにも2回URLを間違えるという

普段したことの無いようなミスも連発してしまいました。


修正済みデータを見て、ようやく「ダイジェストだったのか!」と気づく

しかし、すぐに「落ち込んでいても何も変わらない」と気持ちを切り替えて

「技術が足りないならもっと磨こう」と思い

クライアント様に「後学のために完成版を見せていただけませんか?」と

お願いするタイミングを見計らっていたのですが

逆にクライアント様の方から

「次回はこんな感じでお願いします」と完成動画を送ってくださいました。

正直、技術的に至らず、変なミスも重ねてしまった自分に

もう次は無いだろうと思っていたところでのご連絡だったので

絶対技術を吸収して次回挽回してやる!といった気持ちで動画を再生してみましたが

その動画を見て、実際求められていたことがダイジェストだったと気づきました。

見た目だけじゃなく、その編集がどういう意味を持っているのかを理解する力が

まだまだ自分には足りていなかったと痛感した瞬間でした。


今後に活かしたいこと

この経験を経て、私は次の2つを心に刻むようになりました。

  • 初めての案件や新しいクライアントさんのときは、しっかりヒアリングをする
  • 分からないことがあれば、恥をかく前に確認する

修正を少なくすること、クライアント様の手を煩わせないことは、信頼を積み重ねる第一歩です。

分からない事を聞くのもクライアント様の手を煩わすことになるのでは?と思っていましたが

今回のように防げたはずのミスを確認出来ないのはマイナスでしかないと思いました。


読者の方に伝えたいこと

動画編集において編集スキルと同じくらい意図をくみ取る力が必要だと思います。

参考動画がある場合は、その中に「求められているポイント」が必ず隠されています。

そして、分からない時は遠慮せず確認しましょう。

信頼はコツコツ積み上げるものですが、崩れるのは一瞬です。

だからこそ、最初のすり合わせと確認をしっかり行うことが、本当に大切なんだと痛感しました。


最後に

失敗から学ぶことはたくさんあります。

今回の経験を、次に活かせるよう、これからも一つひとつ丁寧に取り組んでいこうと思います。

同じような悩みや経験がある方は、ぜひコメントでシェアしていただけたら嬉しいです。

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